Avarice1776’s blog

マーケティングや仕事に関するTipsや思考について

仕事が出来る人は手の抜き方も上手い?

職種にもよりますが、適当に手を抜かないと多くの仕事はこなせません。特に営業・マーケティング等の営業企画系部門では、仕事ができる=どれだけの多くの成果を上げたか?なので、求められるのは結果(成果)と量であり、質ではありません。

いわゆる2:8の法則で、仕事の80%を完成させるのには全体の20%の仕事量が必要で、仕事の完成度を80%から100%に持って行くのに全体の仕事量の80%が必要です。もちろん、100%の仕事を求められる職種もありますが、多くの仕事において80%で十分です。なぜならば、それで仕事の終わりではなく、周りの状況に応じて臨機応変に変更を行う必要あるので、完成度を100%にする頃にはその仕事の内容は陳腐化し、改善の必要出ているからです。

つまり、1つの仕事を100%完璧に仕上げるより、20%の労力で80%まで終わらせた仕事を5個管理している方が遥かに売上増等には貢献できることになります。

この残り20%を残して仕事を終えるというのは、見る人によっては「適当」、「手を抜いている」、「雑」に見えますが、仕事の本質を分かっている「デキる人」にとっては、残り20%に手を付けるのは費用対効果が悪すぎて受け入れられないと思います。

逆に100%が求められる職種は会社では経理などでしょうか?経費計算80%終わったからもういいか。数字が20%合わないけど効率の為に次いこう。とはならないですものね。上記の「デキる」人にとって100%を求められる職種は絶対についてはいけない職業だと思います。私には無理ですね。