Avarice1776’s blog

マーケティングや仕事に関するTipsや思考について

日本では鉄板で聞かれる「この会社を志望した動機」という意味のない質問は、海外の就職活動でも聞くのでしょうか?

日本の就職面接をしている人にアドバイスをする機会も多く、たまにこの様な質問を聞かれる時があります。多分、日本の就職試験に対して疑問や不安を持たれているのでしょうね。

 

私はアメリカで実際採用面接をしていますが、、、「なぜこの会社にアプライしたの?」という質問は必ずします。

大きく違うのは受験者側の答えで、「御社の理念に共感し!」みたいな回答をする人はゼロです。「今のキャリアを活かせる」、「開発品が魅力的」、「面白い仕事が出来そう!なぜならば!」等々、基本的に会社の特長を理解しているか、それを受けて自分で何をしたいと考えているのか?を確認する目的でこの質問をする様にしています。

私も日本企業で面接した際に同じ質問されたときはありましたが、、、御社の企業理念に共感し!と言ったことは無いです。

就職面談では相手の求める回答をすることに加えて、自分の特長をいかに売り込めるかが大事になりますので、質問が悪いのではなく、凡庸な回答しか出来ない受験者側が悪いと答える様にしています。

どんな質問をされても質問されていること自体がチャンス!と捉えて積極的に自分を発信し、相手のニーズを把握し、相手の考えを変える。これはある意味プレゼンテーションの基本にして究極ですよね。完全には無理でも、片鱗でも示すことが出来れば面接も通ること間違いないと思います。