年収1000万円が年収1億円になると十倍幸せ?
日本の平均年収が中々上がらない、日本は貧乏になったという的外れの記事が増えてうんざりしますが、そもそも年収と人の幸せって相関するのでしょうか?
600万円までは強く相関、1000万円以降は横ばい
既にある程度の年収を貰っている人にとっては夢の無い話ですが、年収と幸福度の相関に関しては「カーネマン曲線」という調査結果が存在します。
年収が比較的低い時は、年収の増加と幸福度の増加は強い相関を見せますが、600万円を過ぎたあたりから傾きは横になり始め、800万円以上でほぼピーク少しずつしか伸びなくなります。
税金が増える、付き合う人が変わる。
この原因としては多くの国で採用している「累進課税」で、年収が増加すると貰える金額より税金で引かれる金額が気になったり、さらに年収が増えると本来関わることの無かった高収入の集団との関与が増え、上には上がいることが分かり幸福度が下がります。
目標は1000万円!!
幸福度は大差ないですがサラリーマンの一つの目標である、年収1000万円!といえるあたりが一つの目標としては一番良いのではないですかね。